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【ラストチャンス?】Unite 2017 セール Behavior Designerのサンプルシーンを解説してみた

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【セール期間】2017年5月24日(水)22時まで

 

セールはまだ終わってない!本日22時に終了?

 

お詫び 2017/05/25追記

英語バナーの右下に「OFFER ENDS ON MAY 24 ,2017」と記載されていることから、

24日に終了すると思っていましたが、日本バナーを確認すると「25日に終了」と記載がありました。f:id:assetsale:20170525215347j:plain

アセットストアの英語バナーに書かれた終了日は、時差の影響と考えて

今後は+1日で考えるのが正しいと思います。

BIGGEST SALEの時も同じ現象が起きてしまい。誠に申し訳ございません。

 

 

このセールは東京/上海/ソウルで開催した「Unite 2017 Asia」のイベントセールです。

全部合わせてたセールリストはこちらです!

セールリスト(3カ国全て含む / 全53アセット)

 

日本作者だけに絞られた特設ページはコチラ

Unite 2017 Tokyo記念セール!(日本作家の特設ページ)

今回もセール終了?のギリギリ更新になってしまいました!Behavior Designerの使い方を少しだけ紹介する内容です。

 

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Behavior Designer

エディタ拡張/ビジュアルスクリプティング

$81 => $56.70    30%OFF

 

敵のAIなど、プログラミングせず組み立てるビヘイビア(行動)デザイナーです。

面倒な敵の行動パターンを、フローチャートを組み立てる様に「視界に入ったら攻撃モードに移る」視覚的なエディタでAIを組み立てられます。

2D、3Dの敵キャラAI作りに最適です!

 

サンプルプロジェクトのノードを紹介

ここでは、「簡単なシーク」と「シーケンスを用いたサーチ」の2つを紹介します。

 

Seek

開始すると緑色が赤色に向かって追尾して進みます。

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bot - 緑色

Entryでスタートし、Seekに接続されているシンプルなビヘイビアです。

・Speed : 速度

・Angular Speed : 回転速度

・Arrive Distance : 到達距離

・Stop On Task End : チェックが入っていれば到達時に終了

・Target : Marker(赤色のマーカー)

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赤色 Marker

AnimationでMarkerSeekを実行しているのみです。ビヘイビア無し

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Search

検索タスクは、ターゲットが見つかるまで移動してマップを検索します。

目標を見たり聞いたりすることで目標を見つけることができます。

この例では、検索タスクは赤い点を探しています。

 

緑色のbotがサーチでランダムで移動を繰り返してターゲットを探します。

見つけたらSeekモードに入ります。

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bot - 緑色

EntryからスタートしてSequenceへ入り「左から右へ順に実行」していきます。

Search

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条件が成立するまで繰り返し処理を行います。

 

ランダムで探索を行う最大距離と最低距離

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Object Leyer Mask : 発見するオブジェクトのレイヤー

Audibility Threshold : 可聴閾値

Returned Object : 発見したオブジェクトを格納する変数のようなもの FoundObject

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FoundObjectの変数について

エディタの左上「Variables」タブにて

FoundObjectという空のパラメータが作られています。ここに格納されます。

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Searchの条件が終了したらタスクを終了する

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Seek

Searchの条件が成立して終了すると、Sequenceで次のSeekを実行します。

これは1つ目で解説した内容とほぼ同一ですが、違いはFound Objectの部分です。

Searchで発見したオブジェクトがそのまま代用されてSeekするターゲットとなります。

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項目の右側にあるサイコロの1の目のアイコンをクリックするとVariablesで追加した変数をセットできるようになります。

 

 

日本作家さんのFSMもオススメ

先ほどのBehavior Designerは敵キャラのAI開発寄りですが、

こちらの日本作家さんが作ったアセットの方はPlaymakerに近いタイプだと思います。

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拡張しやすいFSM : 『Arbor 2』

エディタ拡張/ビジュアルスクリプティング

$21.60 => $15.12    30%OFF

 

拡張しやすいFSM : 『Arbor 2』は、日本の作者さんが作ったシンプルかつ強力なFSM(Finite State Machine)状態図エディタです。

 

「〇〇になったら××をして△△を画面に出す」といった挙動や条件を、ソースコードを書かずに、パズルを組み立てるようにロジックを組み立てる定番エディタ。

 

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アセットストアには「Playmaker」など、FSMでゲームを作ることができるアセットは多く存在しています。

主に海外製のアセットばかりですが(利用者の大半は海外ですし)英語のドキュメントを読むのは一苦労。。

日本製のアセットだから、ドキュメントは日本語で読みやすいのが大きなメリット。
 

 

 こちらは特集記事として続きがありますので、下記の記事をチェックしてみてください。

Unite 2017 Tokyo記念セール記事一覧