制作可能なダンジョン編
この記事は、アドベントカレンダー2017年8月1日のサブ記事です。
(検索エンジンから辿り付いた方、表紙はコチラです)
Dungeon Architectで「どのようなダンジョンが作れるか」のまとめ的な情報です。
まず最初に、Dungeon Architectの開発スタイルは「手続き」型です。
「床、壁、階段」の項目にモデルを繋げるだけの簡単設計!
実際に作る前に、どのようなダンジョンが作れるかを先に見てみましょう。
まだ購入してない方の検討材料にもなりますので、是非チェックしてみてください。
「ビルダー」一覧
- DungeonGrid ダンジョン作りの基本系
- DungeonFloorPlanner n階建てのビルを作る
- DungeonSnap フロアだけをスナップして繋げる
- DungeonSimpleCity 新機能の「街」作り
- DungeonGrid2D 基本的なグリッドベースの2Dゲーム
- DungeonIsaac2D 「ゼルダの伝説」形式なダンジョン
以下は、ビルダーごとの詳細です。
DungeonGrid
Dungeon Architectで作れる最も基本的なダンジョンです。
自動生成されたとは思えないほど綺麗なダンジョン、その骨格は↓です。
「壁で囲われたフロア」と「柵で囲われた通路」と「階段」が自動で繋がる仕組み。
チュートリアル動画もある典型的なダンジョンです。
「天井」を付けて一人称視点向けの「フロアタイプ」にすることも可能。
ランダムで生成されるのは一部だけで良かったり、生成されたダンジョンの一部が気になる時に活躍するスペシャル機能です。
(完成形のイメージが既にある時や、ボス部屋の位置を確定しておきたい時などに)
専用のPrefab(黄色のフレーム)を配置して、ビルド時に優先的に補完してくれます。
※これはよく使う機能なので、後に詳しく紹介します。
DungeonFloorPlanner
階層構造を持つ建物(ビル)のダンジョンテーマ
「高層ビル」や「敵基地の内部」など、一人称視点のゲーム向け。
死ぬほどキツイ、30階建ての高層ビルも一瞬で組み立てられる。
一階から最上階までしっかりと階段で繋がってるんですよ。
DungeonSnap
通路で繋ぐのではなく、フロアをスナップして繋ぐタイプのダンジョンテーマ
「通路」を無くして、フロアとドアだけで連結してくれるビルダーです。
上手く使えば「白猫プロジェクト」のようなダンジョンも作れると思います。
DungeonSimpleCity
こちらは新機能の「街」が作れるビルダーです。
「Cartoon Town and Farm」を使ってユニティちゃんを走らせてみた。
このテーマは、公式サイトからダウンロードできます。
※アセットは別売りです。
マップの全景。綺麗に区画された道路とランダムに並んだ建物の景色。
Cityビルダーで作られたダンジョンの動画
Dungeon Architect: City Update - YouTube(0:48)
スケールの大きなゲームを作る時にはCityがオススメ。
現実にありそうな地図の道路にしたり
横断歩道のついた街並みや、中心部に巨大ビルを生成することも!
※中心部の高層ビルはCity Skyscraper Inserterで生成されています。
大きな壁に囲われた要塞も!
「進撃の巨人」のような壁に囲まれた大都市もテーマから手軽に作れます。
DungeonGrid2D
2Dのダンジョンテーマ。動きやすい道路の幅で生成されたダンジョン。
動画の途中で水色のラインを出してますが、これは敵がうろつくWayPointです。
DungeonGrid2Dだけでも、マップチップを変えれば「ゼルダの伝説っぽいダンジョン」も作れる。
ビルダーは同じでも、スクリプトをアタッチすることでダンジョンの形状に変化を与える拡張性。
※こちらはデフォルトで含まれてるサンプルゲームです。
DungeonIsaac2D
かなり本物に近い「ゼルダの伝説」が作れるビルダーも搭載
2D Hand Painted - Dungeon Tileset
$9.72
最初のスタートパックとして、こちらのアセットを購入する必要がありそうですが、
(購入せず自前で作ることも・・・)
公式サイトからサンプルテーマをダウンロードして実行すると、
↓のようなドアのあるダンジョンも作る事ができます。
※テクスチャー素材のアセットは別売りです。