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Unite 2017 Tokyo!(曲線を使って滑らかなカメラパスアニメーション / メタボールでスキンメッシュ&洞窟掘削 / アンビエントオクルージョン / タイムラインでカットシーン制作)

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【セール期間】2017年5月24日(水)22時まで

 本日最終日!残り30分ほどで終了!

 

このセールは東京/上海/ソウルで開催した「Unite 2017 Asia」のイベントセールです。

全部合わせてたセールリストはこちらです!

セールリスト(3カ国全て含む / 全53アセット)

 

日本作者だけに絞られた特設ページはコチラ

Unite 2017 Tokyo記念セール!(日本作家の特設ページ)

今日の内容

エディタ:Camera Path Animator - Animate Cutscenes with Splines

   (曲線を使ってカメラパスアニメーションを作る定番エディタ)

スクリプト:Skinned Metaball Builder

   (メタボールを使ってスキンメッシュアニメや洞窟掘削!日本作家さんアセット)

シェーダー:Horizon Based Ambient Occlusion

   (シーンにリアリティを付けるアンビエントオクルージョン)

エディタ:Cinema Director

   (思い通りのカットシーンを作るためのタイムラインアニメーションエディタ)

 

なんとか間に合ったけど、残り30分!?ごめんなさい。

 

前回の記事

Unite 2017 Tokyo!(2Dアバターキャラ / VRコントローラーで撃てる銃システム / 日本作家による4種類のキャラアニメ / NPCチャットウィンドウシステム / 360度天球パノラマ撮影) - Unity AssetStoreまとめ

 

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Camera Path Animator - Animate Cutscenes with Splines

エディタ拡張/アニメーション

$32.40 => $22.68    30%OFF

 

滑らかなカメラパスの曲線をシーンビューに引いてカメラアニメーションさせるエディタです。

 

ゲームのカットイン、キャラを追いかけるカメラ、アニメーション付きVRカメラなど、基本的にカメラのアニメーションがメインのアセットですが、

カメラ以外でもオブジェクトなら同じようにパスラインでアニメーションさせる事ができます。

※モバイル、2Dゲームでも快適に動きます。

 

サンプルデモ

自動的にアニメーションするカメラ。プレイヤーは的をクリックしてパネルを倒していく射撃ゲームです。

PSVRのホラーゲー「Until Dawn: Rush of Blood」みたいなデモです。

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ベーシックデモ

真っ白な空間をパスラインアニメするカメラのデモ。

ランタイム中の操作で、アニメーションの再生方向を変えたり、スライダーを動かしてSeekすれば途中からアニメをすっ飛ばすこともできる。

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「Mouselook」をONにすれば、カメラはマウスのある方向を向きます。

疑似VRのような動きみたい。
 

 

キャラを追いかけるカメラ

こちらはトップダウンカメラで、キャラクターが移動すると予め引いておいたレールのカメラが距離を見て自動的についてくるものです。

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サンプルゲーム

WebGLとWebPlayer、2Dゲームのサンプルです。

Camera Path Animator - Demos

 

パスラインを作る為のツールボタン

公式チュートリアルサイト:Camera Path Animator - Camera Path GUI

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Camera Path Animatorの良い所は、Previewを見ながらパスラインを編集できることです。わざわざ実行して確認する手間が省けてとっても便利♪

 

エディタのアイコン解説については長い説明になるため、下記記事からご覧下さい。

2017年5月3日のデイリーセールにて紹介しました。

 

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Skinned Metaball Builder

スクリプト/モデリング

$9.72 => $6.80    30%OFF

 

 メタボールをシーンエディタ中でもランタイム中、どちらでも生成できるスクリプトです。

 

こちらのアセットは日本作家さんのアセットです。

作者公式サイトでは、アセットストアへリリースした時の感想が書かれていました。

もう1年以上も前のアセットですが、掲載おめでとうございます!

Skinned Metaball Builder マニュアル - Graphics Programming Playground

 

メタボールとは

有機的な形状を生成できる手法の一つ、及びそれで作られた形状を指します。
典型的には、複数のボールが融けてつながっているような形をしています。
また、リアルタイムに形状を更新することで、柔らかく変形する物体を表現することが可能です。

出典: 作者さまの公式サイト

メタボール形成アセットをUnityAssetStoreに出しました - Qiita

 

洞窟掘りに使えるメタボール

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ランタイムに球体状の穴をポコポコとくり抜き、洞窟を掘り進めていく。

こちらはサンプルシーンに含まれているそうです。

画面右上のミニマップが意外と便利だ。

 

 

スキンメッシュサポート

「メタボール」を組み合わせてスキンメッシュのキャラクター作り。

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完成形はこちら

土偶の様なポヨポヨキャラが歩行アニメ、あと、なんだか怪しい〇〇〇

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New Dungeon Test - YouTube(0:38)

 

SkinnedMetaballBuilder QuickStart - YouTube(6:00)

 

MetaballTest_texturing - YouTube(0:39)

 平行投影のみテクスチャーマッピングが行えるとのこと。

 

Skinned Metaball Test - YouTube(0:10)

 

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Unity 5.1.1 以降のバージョンが必要
メタボールで有機的なメッシュを作成します。
エディター内でも実行中でもこれが可能です。

メッシュを自動的にスキニングするオプションもあり、アニメーションや物理で変形させられます。

作成したメッシュをAssetとしてセーブし様々な用途に使えます。

全てUnityスクリプト(C#)で実装されています。
- カスタマイズできます
- プラットフォームに依存しません

詳しくはこちら

 

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Horizon Based Ambient Occlusion

シェーダー/フルスクリーン&カメラエフェクト

$27 => $18.90    30%OFF

 

シーンにリアリティを含むためのイメージエフェクト(カメラに取り付けるだけのポスト処理)です。

 

小さな表面の細部を強調し、オクルージョンによる光の減衰を再現します。

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アンビエントオクルージョンとは、

谷になってる部分が暗くなってリアルやん。なAOです。

互いに接近している折り目、穴、地表を暗くする効果があります。現実世界においては、環境光を遮られ光効果を無視するため暗く見えます。

Unity - マニュアル: スクリーンスペースアンビエントオクルージョン(SSAO)

 

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リアルなゲームだけではなく、シンプルなシーンに適応すれば立体感が生まれます。

 

HBAO for Unity3D - YouTube(1:16)

 

 

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Cinema Director

エディタ拡張/ビジュアルスクリプティング

$64.80 => $45.36    30%OFF

 

ゲーム中のイベントシーン(ムービー)を手軽に作るためのエディタです。

カメラやキャラクターのアニメーション、サウンドをタイミングよく動かすために、タイムライン上で管理して、オルゴールのように作動させていく仕組みです。

 

Adobe Flash/ Adobe Animateを経験された方ならすんなりイメージが付くアセットだと思います。

 

Cinema Director - #1 Timeline Editor for Unity - YouTube(1:03)

2DゲームやUIの演出にも使えます、スクリプトで書くとちょっと面倒な演出でもCinema Directorを使えば手軽にカットインが作れます。

 

サンプル

こちらはアセットに含まれるサンプルシーンの一部分。

実行すると、ロボットのアニメーションに合わせて喋ったり、カメラも動くカットシーンの見所ポイントです。

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エディタ画面の、左上に再生ボタンがあります。タイムラインの実行ボタン。

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クリックすると、エディタモードのまま再生させて試すこともできます。

カメラの動きも合わせて確認したいときはGameビューを開いておきましょう

 

ロボットの上から「Cube」が落下して潰されるシーン

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Cubeが出現して落下する部分はこちらのタイムライン

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画面左の項目「Beautiful Cube Group」のタイムラインにはCubeに関する挙動がリンクされています。

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項目にリンクされているオブジェクトがどれか不明になったら、緑色アイコンの◎をクリックすれば選択状態になってくれます。
 

↓◎をクリックすると、Beautiful Cubeが選択されました。

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今は非アクティブ状態になっていますが、アクティブになればCubeが物理で落下する流れです。

 

Game Object -> Enableで表示させて

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Set Massでパラメータをセットして

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重力を作動させるとオブジェクトが落下する仕組み。

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ロボットが潰れる

ロボットがCubeに潰れる部分はRagdollでぐったりさせます。

「Fred Bot Group」にRagdollの命令があるところ。

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色々と割愛しましたが、このような流れでオブジェクトへの命令をタイムラインに付けていく流れでカットシーンを作るのがCinema Directorです。

 

This extension requires one license per seat
Requires Unity 4.6.1 or higher.
カットシーンやシーケンスを作れるビジュアルエディターの Cinema Directorであなたの想いを形にしませんか

Cinema Directorは Unity用のTimeline Editorのモジュラーです。 ゲーム開発者、映画プロフェッショナル、マシニマの達人が、シーケンスやすべての Unityの Game Objectと関連プロパティをコントロールできるので、カットシーンやゲーム内のシーケンスをスクリプトを書いたりプログラミングすることなく作れる夢のようなツールです。

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機能
- ショットトラックでカメラカットのコントロールが可能
- Unity内で素早く簡単にオーディオの編集が出来るオーディオトラック
- 拡張可能なアクションライブラリとして、トランジションやアニメーション(Mecanim/旧来の方法)、物理演算などなどをトリガーに出来る60以上のアクションを同梱。
- タイムラインスクラビングとプレビューを使用すると、Unityのプレイモード内で動かすこと無くプロジェクトの微調整を行うことができます。 (Mecanimのアニメーションや物理のイベントは、プレビューのプレイモード内で動作します)
- 時間の経過に沿ってプロパティを操作するための高度なカーブ編集機能
- アクターとマルチアクターのグルーピングを一連の集合として保持します
- Cinema Directorのテーマで、ホラー、暗黒モノ、夢の一場面などなど、既存のシーンのルック&フィールをガラッと変えられます
- オープンソースのランタイムコード
- あなたのプロジェクトのストーリーボードをカンタンに作れます
- クリエイティブマインドから愛される素晴らしい機能がまだまだ盛りだくさん!

Windowsと Macの Unityと Unity Pro 4.xに対応しています。

 

 

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